期末試験まであと2週間(佐井寺中、第二中)~3週間(片山中、第一中)前になりました。
テスト2週間ほど前のこの時期、塾では目標設定シートを書くことにしていますので、その目標設定シートについての話をしようと思います。
とても勉強して、とても高いスコアが取れた。という経験がある方もいると思います。それは努力が実ったという点で、とても素晴らしいと思います。しかし、それだけでは、状況に対しては「消極的」なのではないでしょうか。
塾では状況に対して能動的に動いてほしいなと思い、目標設定シートを書いてもらっています。
目標設定シートに記入するのは次の2点です。
- 次のテストではどんな目標を掲げるのか
- そのためには具体的に何をすればいいのか
これは、次のように言い換えることができるかもしれません。
- 自分で具体的なゴールを決める
- その達成へのプロセスを考える
つまりこれは、
- 自分で、自分の未来を決める
- 自分で、方法と努力の量を決める
ということです。
中学校では、定期テスト・実力テスト合わせて、1年で7~10回ほどもあります。上手くいかなかったら、よく理由を考えて、次の機会に違う選択をしてみることができます。頑張れなかったら、次の機会は頑張ってみることもできます。
これは、(限られてはいますが)何度でもチャンスのある未来の選択です。報われても報われなくても(人生では報われないことも多いかもしれませんが)、それは単なる結果でしかありません。目標へ向かって最善の方法を考え、そして努力してみるところにこそ得るものがあるのではないでしょうか。
目標設定シートには、教科に関するものしか載せていませんが、日々繰り返している選択を見つめなおすきっかけになればいいなと思っています。