■ はじめに
2013年5月1日、佐井寺中学校・片山中学校・第二中学校の校区を中心に、「脱・一流宣言」と題した、やや攻撃的なチラシを新聞折込で配布いたしました。
塾業界に対する批判をしたいというわけではなくて、自身の勤務経験というよりは、就職活動を行なっていた時期や、多くの塾・予備校のチラシや資料などで描かれている「塾のあり方」に対するモヤモヤした気持ちがありました。
経営上、管理上、実現可能性etc さまざまな理由から来ている妥協が見え隠れする方針に真正面からアタックしてみる塾があっても良いのではないか?
そういう視点から描いております。
もしも、塾の関係者の方がご覧になって、「あてつけ」や「批判」のように映ってしまったのでしたら、僕らを攻撃するのではなく、一度冷静にご自身を振り返っていただきたいと心の底から思っております。
開校したばかりの小さな個別指導塾に意識を向けるよりも、ご自身の校舎に通われている多くのお子様と、これから未来を預かろうとする地域の子ども達に対して、「誠意に満ちあふれた、真心での指導」に、より一層の磨きをかけていただけましたら、これ以上の喜びはありません。
■ [ 脱・一流 ] 宣言! ~チラシの文言より~
私たち塾業界では、「一流」の指導方法として、 「一様」に同じ教え方を繰り返してきました。 「一貫」した姿勢で、「一斉」に導いてきました。 そして、「一方的」に伝え、「一時的」に詰め込み、 「一通り」だけのやり方を押し付けて、 あたかも、その「一本」の道しかないような錯覚を起こさせて、 子ども達が受け身で学んでしまうような指導をして参りました。
数々の過ちを反省し、これからは次のように改めます。
1) やみくもに反復するだけが能の子どもに育てません。
2) 「一人一人に合わせて」と言いつつ、あらかじめ用意している「仕組み」を売りつけません。
3) 自分の部屋の、自分の机で勉強できない子にしません。
4) いつまでも塾に通わせる必要のあるような、勉強に対して自立することができないような指導をしません。
5) 出身大学名で講師の指導力の低さをごまかしません。
6) やり方を覚え、なぞらせるだけの授業をしません。
7) 数値操作したグラフや表で錯覚を起こさせたりして、詐欺まがいの過大告知はしません。
8) 一部の生徒だけを取り上げて、全員がうまくいくかのような「実績のごまかし」は行いません。
9) 塾が敷いたレールに乗るのが難しい子どもを「問題児」と陰で言い、乱暴な態度で接したりしません。
10) 過去問がないと、何を勉強したら良いかも考えられないような学生に育てません。
■ ホームズの誓い
私たちは開校にあたり、以下のことを誓います。
● ひとり残らず全員の成功体験の演出に命がけで取り組みます。
● 学ぶことに対して前向きな気持ちで自立して以後の人生を歩めるよう育てます。
● あふれる情報の中から、最も良いものを主体的に選択できる判断力を養います。