本日9月19日は、旧暦8月15日。十五夜ですね。
宝石のように輝く月を皆さんも見られたでしょうか。
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塾では、手作りの月見団子を授業後の生徒たちに差し入れをしました。
出社前にコネコネ捏ねて作った月見団子。みんな美味しいと言って食べてくれました。ありがとう!
そもそも中秋の名月って何?という人が意外に多いようで。
秋は、空が高く澄んで、月を見るのに最適と昔から言われていました。
旧暦の秋は7月~9月。その真ん中にあたる8月を仲秋といい、仲秋の真ん中(15日)を中秋と呼びます。
旧暦8月15日に見える月=中秋の名月、なので、必ずしも満月じゃないんですって。
今年は満月ですが、次に中秋に満月が見れるのは8年後らしいですね。東京オリンピックの翌年までお預けですね。
そしてこれは、ウィキペディアで知ったのですが、中秋の前日を、待宵(まつよい)、翌日を十六夜(いざよい)と言って愛でたり、
中秋の夜に雲で隠れて月が見えないことを無月(むげつ)、雨が降ることを雨月(うげつ)と呼び、月が見えなくてもなんとなく明るいのを風情と称していた。
…なんて習慣を知ると、日本人がどれだけ月を愛していたかよく分かりますね。
また、平安貴族は月を直接見るのではなく、池に映った月を愛でていた、なんて記述を見ると、なんて風流なんだ!と感動します。